【初心者向け】独学で心理学の基礎マスター。勉強方法のまとめ
こんにちは、メンタル心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪

「心理学の勉強を始めてから、かれこれ10年くらい経過しました。
ノウハウが溜まってきたので、心理学の勉強方法をまとめようと思います。」
私は大学で4年間心理学と人間科学を学びましたが、大学に行く前は3年ほど独学で勉強していました。
今思えば、誰かに相談していればもっと効率よく勉強できたな…と思っています。
でも「相談するのが申し訳ない…」と思っていた当時の私は、独学が合っていました。
たぶん私と同じような経験をしている方もいると思うので、そのような方向けに記事を書きます。
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こんな方にオススメ
- 現在、心理学を勉強している方
- これから心理学を勉強しようとしている方
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もくじ
人の心の仕組みと心理学の基礎を理解する
ブライドサイドジャパン(心理学入門)
Youtubeも勉強に使えます。
ブライドサイドジャパンは、日常で役立つ実用的な情報について配信しています。
実は、私もよく見ているチャンネルでもあります。
心理学ってとても奥の深い学問なのですが、それをここまで分かりやすく噛み砕いて勉強できるのはブライドサイドジャパンくらいではないでしょうか。
広く浅く学べるので、独学にもってこいのチャンネルだと思います。
すぐに使える行動心理学

ホンマでっかTVで有名な臨床心理士・植木理恵さんの本です。
私も心理学の独学を始めた頃にこの本を買って読みました。
他人の心理を読み解いたり、それを操るテクニックなどが網羅されている本です。
行動心理学の基礎の勉強においてはこの1冊で十分です。
本書を使うにあたっての注意点としては、たぶん途中で飽きるということです。
人にもよりますが、私の場合は途中で飽きてしまいました。
飽きないようにするコツとしては、ゆっくり自分のペースで読むことだと思います。
行動心理学は心理学の分野の中でも基礎ですが、幅が広いです。
なので1度で理解しようとすると、時間がかかりすぎて飽きる原因になるんですね。
カウンセリングの基礎の学び方

人によっては、行動心理学などを勉強して心理学の基礎をある程度マスターしてから、カウンセリングなどの勉強を始めるべきだと言います。
ですが私の考えは違っていて、初心者でもバリバリカウンセリングの勉強を始めてOKということです。
理由としては、カウンセリングの勉強は楽しいからです。
というのも心理学の基礎学習の本では10ページで書かれていたような内容が、カウンセリングを学習すると数ページに簡潔にまとまっていたりするからです。
カウンセリングの勉強法はいろいろありますが、中でも通信講座を利用することをオススメします。
理由は単純で、一番広く使われている独学教材だからですね。
≫ちなみに、私もここで資格を取得しました!独学で心理学を勉強→現場で活かす時のコツ
相手の心理を100%見抜ける人は一握り


「心理学の知識を使ってスキルアップやキャリアアップに成功している人は、もともと相手の心理を見抜く才能があるんだ」
と初心者は思いがちですが、それはないです。
確かに相手の心理を素早く見抜いてうまく相手の求めているものを与えてあげられる人もいますが、それはプロの中でも一握りの天才だけです。
一般的に、プロのカウンセラーでも「スーパーバイザー」や「メンター」を持っていて、その都度アドバイスをもらいながら、日々勉強を続けています。
心理学を実践的に使うということは、肉体労働や単純作業のように「とりあえず、やれば進む」という気質の作業ではありません。
できない時はとにかくできない。
これはもう仕方のないことです。
頭脳労働で、しかも集中力を使うので、スランプはつきものです。
なので心理学を独学したのにそれがうまく活かせていないと感じても、焦ったり自分を責める必要はありませんよ。
じっくりと対策を打って、モチベーションは必ず戻ってくると信じて待ちましょう。
割り切って休むことも仕事

スランプに陥った時は、とにかく自分1人で勉強をしたり、心理学を使って相手の心を読み取ろうとしたりすることを一切やりたくなくなります。
そういう時は、割り切って自分の好きなことに没頭してみるのも良いでしょう。
例えば、
- 考え込みすぎずに直感で行動してみる
- 好きなドラマをイッキ見する
- 全く別のジャンルの本を読む
などなど、ダラダラと割り切って遊んじゃいましょう。
私も、スランプに陥った時なんかはYoutubeで面白い動画を見たり、携帯でゲームをしたりしていますよ。
それが仕事に役立つかは微妙ですが、心のリフレッシュはできます。
それに、他人の書いた文章や他人の作った動画などを見ていると、だんだんとモチベーションが湧いてくるんです。
はたから見ればただ遊んでいるように見えても、それが心の栄養となってスランプ脱出のヒントになっていることも結構あるんですよ。
心理学の勉強をした私が、今思うこと
できない自分もたまには受け入れよう

3年間心理学を独学していた私から言えることは、できない自分もたまには受け入れようということです。
100%できない自分を受け入れてしまうと、それを良いことにだらけてしまうので、あくまで「たまに」受け入れることが大切ですよ。
やる気が出ないんだから、仕方ないんです…
でも、そのうち絶対に回復しますから、

「自分を信じてもうちょっと待つか~。」
って感じで自分を追い込まずに「信じて待つ」という選択肢を絶対に取っていました。
SNSで他人の理想ばかり見ていると、その基本を忘れてしまうんですよね。
「やる気は常に出せるもの!」
「できない自分は怠け者だ!」
みたいな自分を責める考えになっちゃうんですよね。
その考えはキツイので、今すぐやめましょう。
一人前になるにはある程度の時間が必要

短期間で結果を出そうとしたり、真面目で理想が高い人はノイローゼになりやすくなりますよ。
かくいう私もそうでした。
独学するにせよ大学で勉強するにせよ、実践が活きるようになるまでには、それなりに時間がかかります。
心理学系の本を10冊読んだだけで、いきなり相手の心が読めるようになるのは稀です。
一部の天才は別かもしれませんが、どんなことでも成熟するまで時間を要します。
だから、短期的に見て独学の効果が出ていなかったり、やる気が落ちたからといって、「もう私には無理だわ…」と落ち込む必要はないのです。
できない自分に嫌気がさして投げ出すくらいなら、やる気がない自分も受け入れて、じっくりやった方が大成しますよ。

